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夏の終わりと新しい目論見

強い陽射しもだんだんと秋に向かうようで…ふと夏の終わりを感じるたび、安堵するような、切なくなるような気持ちに駆られます。

先日は仕事で訪れた東京都美術館で暫しまったりと涼んだあと、ソプラノ前原歩と会い、共同主宰のサロンコンサートPiccoli Fioriの新しい企画打ち合わせを。
この日の上野公園はすっかりと晴れて陽射しは翳ることを知らず、じりと灼かれながら日陰を探して歩いたのでした。

サロンコンサートPiccoli Fiori(ピッコリ・フィオーリ)は2017年に始動した、前原と広瀬の共同企画です。
歩とは長年の付き合いで、大学時代から20代までは同じ門下にいただけあり、互いの変化が手に取るようにわかります。30代からそれぞれ新しい道を切り拓き邁進する中で、共同主宰の演奏会企画に立ち返って来られたことは、やはり嬉しい。

次にお知らせできる演奏会ではこのサロンコンサートの原点回帰となりそうです。
二人で学生時代から長く歌い続けてきた二重唱を軸として、これまでの年月で出会った名曲を綴ってお届けします。
悔しい情報は来月リリース予定です。

穏やかに、でも漲る情熱とともに、気がつけば陽が落ちるまで話し続けました。
店を出ると空は暮れて、風はどこか切ないようになっていて、ああ夏も終わっていくんだと肌を撫で。
暑さに草臥れもうたくさんだと憎んだ夏だけど、めぐる季節の恵みを忘れてはいけませんね。