


所属する日本ヘンデル協会主催《メサイアを通そう!》なんと今年3月でVol.10となります。
協会所属の歌手陣がソリストとしてレチタティーヴォ・アリアを歌い継ぎ、舞台上のリードクワイヤに加え、客席からのシング・インも楽しい、会場みんなで創り上げるメサイアです。
協会にはヘンデル愛に溢れた方、ヘンデルオタクが多く在籍しており、
ふだんカットされがちな曲も全部演奏する!という協会ならではのメサイアであるところも魅力。
客席からのシング・インは自由なので聴くに徹する方も勿論大歓迎です。
(客席からお歌いになる場合は3,000円、お聴きになるのみの方は2,000円になります)
とにもかくにもヘンデルの音楽を楽しもうよ!というお祭りイヴェントなのです。
ヘンデル協会に所属して初めて参加した催しで、ずっとリードクワイヤとしての参加でしたが、今年はソロを歌わせていただく機会をいただきました。
私が歌うのは一幕最後に歌われるアリア『He shall feed His flock (かれは羊飼いのように群れに食べ物を与え)』
主を羊飼いに喩えるだけあり、牧歌的で穏やかな曲です。
こちらは前半・後半をアルト・ソプラノで継いで歌う作品で、今回はソプラノ二声仕様の楽譜によって、ソプラノ鈴木愛子さんと広瀬で歌います。
レチタティーヴォと前半のアリアを独白する愛子ちゃんから歌を受け取り、私が後半を歌い納めるという格好。
二声が重なり合うデュエットと違う“声を継ぐ”魅力を備えた曲、(今まで演奏会で歌うさいには全編ひとりで歌っていたので)本来の形式で歌わせていただけることが嬉しくて楽しみです。。。
愛子ちゃんは花やかで柔和な、可憐な歌声のソプラノ様です。愛子ちゃんの声に続くの、どんな風になるんだろうなあ。。。
そしてもう一曲、二幕「精霊降臨」のところのテノールに歌われるレチタティーヴォ、
『Unto which of the angels said He at any time(主は御使いに言ったか、「汝は私の子、私は今日汝を生んだ」と。)』を歌わせていただきます〜!
ソプラノ人口が多いからという事情はあるもののテノールのレチタティーヴォを舞台の上でオーケストラと歌えるなんて(普段なかなかやろうと思ってもできない)嬉しいことで、この会ならではのチャンスだと思います。楽しみすぎる。
しかも公演の時期的に間もなくペンテコステという頃ですから、レチタティーヴォ大好きっ子クラブとしてはハア〜いい箇所が当たりましたね〜〜〜という感じ。
ここのパートは「言葉の贈り物、福音が世に告げられる」という主旨を持ちます。
佳き福音をお渡しできるよう心を込めて勉強に励みます!
メサイア自体を語りそうなので筆を置く。。
ご興味のある方はお気軽にご連絡ください♪
お申込みに一応の締め切りがございます!3/26迄です。